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【必須】相場歴11年トレーダーが為替トレードをする上で利用しているサイトやツール【使い方も解説】

今回は私が普段トレードをする上で、利用しているサイトやツールをご紹介します。

為替やるなら必須レベルのMataf

マタフは、通貨強弱や相関係数、ボラティリティなどなど様々な為替ツールを利用することが出来るサイトです。海外のサイトになりますので英語表記ですが自動翻訳で事足りるでしょう。

私がマタフで利用しているツールは以下の3つになります。

  1. 通貨強弱の確認
  2. 通貨や通貨ペアのボラティリティの確認
  3. 世界各国の通貨インデックスチャートの確認



通貨強弱の確認

為替取引するなら通貨強弱は必ず見ましょう。為替というものは通貨同士の強弱が出ないとそもそも動きません。長期期間のチャートを見て、時間帯での癖などを探したりするのも良しです。

今現在はMT5上でトレードしながら通過強弱を確認できる総合インジケーターを開発したので、私自身はこちらを利用しています。
【完全版】MT5 高機能トレード補助インジケーター【これさえあれば環境認識が出来る!】


ボラティリティの確認

通貨強弱とは別に確認しておきたいのはボラティリティです。ボラティリティとは、通貨ペアの値動きの大きさを表しています。為替をする上でボラティリティの大きさも優位性を高める材料となりますので確認するようにしましょう。

  1. ボラティリティが小さい = 値動きが少ない通貨ペア
  2. ボラティリティが大きい = 値動きが大きい通貨ペア

マタフの便利なところは、時間帯別や曜日別にボラリティを確認できることです。ロンドン市場でボラが大きくなるペアや、NY市場でボラが大きくなるペア、週末にかけてボラが大きくなるペアなどといった分析が可能になりますので、見て損はないかと思います。

Mataf以外でもボラ確認で見ている便利なサイトがあります

それは、Action Forexというサイトです。以下のようにパット見でどの通貨とのペアがボラティリティが大きいかを確認することが出来ます。こちらの方がMatafより初心者の方にも分かりやすいかなと思います。

上記を見れば、ドルと円ともに4時間の間で最もボラが大きかった通貨ペアは、NZDということが分かりますね。

時間軸の変更も可能で、4時間足と日足のMIXや日足と週足のMIXなんかも出来ます。

このようにしてみると、GBPはどの期間で見てもJPYとのペアがボラティリティが大きい傾向にあるということが分かりますね。反対にAUDは、比較的ボラが小さい傾向にあるということが分かります。

通貨インデックスチャートの確認



Matafでは通貨インデックスチャートを最大8画面まで表示させて閲覧することが出来ます。Tradingviewから閲覧すると有料プランに加入しないと8画面表示出来ないので、無料プランユーザーはこちらを利用しましょう。

設定でレイアウトの変更、銘柄の変更が可能です。

世界の経済データをグラフ化したり比較したり便利なFRED

為替をやる上では、国の経済状況などの指標が重要になってきます。ただ、経済データを数値で見ても過去の数値なんかいつまでも覚えているわけじゃありませんし、なにがなんやら分かりづらいですよね。そういう時は、FREDでグラフ化しましょう。

また、英語か・・・と思った方もいるかも知れませんが、日本国内にコレほど便利なサイトは現状ありませんので仕方ありません。諦めましょう(´・ω・`)


では使い方について説明していきます。TOPページの上部の入力欄に任意の経済データを英語表記で入力すると検索できるようになっています。とは言っても、なにがなんやらって方も多いと思いますので、そういう時は皆が見ているものを選びましょう。


ページの下部にPOPULAR SERIESというタブがあるのでそちらをクリックしてください。そうすると、皆が見ている人気の経済データが一覧表示されますので、そこからまずは見ることをおすすめします。




今回はこの中から一番上に表示されている10-Year Treasury Constant Maturity Minus 2-Year Treasury Constant Maturity(10年債と2年債の利回り差)を例に説明していきます。

0ラインよりも下なら10年金利が2年よりも低い状態、つまり逆イールドカーブになっているということが分かります。逆イールドカーブというのは、短期金利が急騰していたり、目先のインフレ懸念が強まっているときなどに起こります。

長期金利が短期よりも低いので将来的に不安視されている状態ということです。なので、逆イールドが発生するとその後景気後退につながることが多いのです。そして、上記グラフのグレーの縦帯は、景気後退期を表しています。直前に0ラインを下回って逆イールドになっていることが分かりますね。

このように色々な視点で見ることが出来ますので、FREDのグラフは非常に便利です。

イールドカーブや金利についてなど詳しい内容は、私が運営する無料FXグループで動画にて解説していますので、興味ある方は是非いらしてください。
為替トレードコミュニティ【SEMI AUTOMATIC TRADERS】とは?


別のデータを追加して比較しよう



FREDでは様々なデータを追加して比較することが出来ます。グラフ右上のEDIT GRAPHをクリックしてください。



次に、ADD LINEを選択し、入力欄に追加したいデータ名を入力します。



逆イールドカーブが発生すると、政策金利も変えていく傾向にありますので、今回はこちらのグラフに政策金利を追加していこうと思います。入力欄にFederal Fundsと入力するとズラッと出てくるので、その中からFederal Funds Target Rate (DISCONTINUED)選択し、Add data seriesをクリックで追加完了です。


追加されたチャートを見てみましょう。赤線が政策金利です。

逆イールド発生後は、景気後退懸念で政策金利は下げている事がわかりますね。このように様々なデータを比較することで視野が広がっていきますので、初めは難しいかもしれませんが徐々に見れるようになっていったほうがいいです。

2008年以降の政策金利の表示するには以下のデータを追加してください

  1. Federal Funds Target Range – Upper Limit
  2. Federal Funds Target Range – Lower Limit

装飾などはFORMATから



また、グラフ右上のダウンロードをクリックすることで、様々な形式でデータをDLすることが可能です。エクセルなどに持っていって自分でグラフ化したりも可能。これで無料とかすごすぎる。。。

TOPページ検索欄下のRelease Calendarをクリックすれば、カレンダー表示だってできちゃいます。昨日発表された経済指標のデータが見たいなどといったときに便利なので、よく使います。

FREDは、英語がわからない人や、経済指標がよくわからない人にとったらややこしすぎてよく分からないな・・・って敬遠しちゃうと思うのですが、徐々に覚えていきますし、後々絶対に重宝するサイト、知識なので頑張って勉強してみてください!

為替ニュース最速ツイッターアカウントForexLive

ForexLiveというサイトが運営しているツイッターアカウントなのですが、なんでこんな早いの?って思うくらい経済ニュースの更新が早いです。フォローしていない人は、フォロー必須です。

経済指標の確認

経済指標の確認はInvestingを利用しています。シンプルで見やすいですし、休日カレンダーなども確認出来るのでおすすめです。

管理人のトレード環境

今回の記事でお伝えしてきたサイトなどを利用しつつ、トレードはMT5環境でやっています。

チャートに表示しているもの

  1. オリジナル発注ツール【SAT】
  2. オリジナルインジケーター【SAS】
  3. オリジナルインジケーター【STB】
  4. RCI3Lines

通貨強弱の見出しでお伝えしたインジケーター【SAS】を利用して、移動平均線や自動水平線描画、通貨強弱の確認、マルチタイムトレンド確認をしています。

そして、エントリータイミングの補助としてシグナルサインを表示するインジケーター【STB】を使用しています。RCI3Linesもいつも見ていますね。

最後に発注は、オリジナル発注ツールSATでしています。最適ロット調整を自動化しリスクリワードなど必要な情報もすべて自動計算されますので、資金管理がとても楽になります。加えて分割決済や一括決済、ドテン注文などなど、全て直感的に操作できますのでおすすめです。

最後に

最後までお読み頂きありがとうございます。

今回私がお伝えしたサイトなどは、どれも使えるようになったら非常に便利なものですので、ぜひ使いこなせれるよう勉強してみてください。使い方がわからなかったら、私が無料で運営するグループでなんでも質問してください。

次回はゴールドや原油などを取引する上で見ておきたいサイト集や、私が参考にした書籍などの紹介でもしようと思います。